お薬何でもQ&A 監修:社団法人 日本薬剤師会
Q7 薬ののみ合わせで注意することは?A 薬と薬だけでなく薬と食品ののみ合わせにも注意が必要です。 薬は正しく服用すれば効果が期待できますが、使い方を間違うと逆効果を引き起こす可能性があります。複数の薬を同時に服用する場合も同様です。そのような薬ののみ合わせにより起きる問題を、相互作用といいます。
相互作用が起こると、薬の作用が必要以上に増強されたり、減少することがあります。場合によっては強い副作用が出て、症状を悪化させてしまうことにもなりかねません。相互作用を防ぐためには、今使っている薬の名前を医師や薬剤師に告げることが大切です。例えば、定期的に処方せん薬を服用している人がかぜをひき、薬局でかぜを薬を購入するとします。この場合は薬剤師に現服用中の処方せん薬を告げ、相互作用を引き起こさないかぜ薬を紹介してもらうようにしてください。
大衆薬であれ、処方せん薬であれ、複数の薬を服用する場合にはのみ合わせに注意が必要です。
食品として普段口にしているものも、含まれる成分によっては注意が必要です。健康食品やサプリメント、お酒などと一緒に薬を服用すると、相互作用が起こる場合があります。
大切なことは、医師や薬剤師に服用中の薬の名前を正確に告げること。専門家のアドバイスを受け、正しい服用を心がけてください。
Q8 薬はどうやって保管するのがいいの?A 保管方法の工夫と時々の点検で安心を。 薬は、高温、直射日光、それに湿気が嫌です。そこで、キッチンや洗面所を避け、お子様の手の届かない場所に保管してください。詳しくは購入時や調剤時に、薬剤師の説明をお聞きください。
大衆薬は、しっかりふたを閉めて、必ず外箱や説明書を同封して保管してください。また開封日を書き込むことをおすすめします。処方せん薬の場合でも、必ず薬袋や説明書とともに、密閉容器に入れて保管するのがよいでしょう。また使用期限内であっても開封後何年もたったものは、変質しているかもしれないので使わないでください。そのため、年に何回は保管している薬をよく点検・整理することをおすすめします。
Q9 医薬品とサプリメントの違いは何?A サプリメントは薬ではなく食品の仲間です。 医薬品は薬事法で定められた承認を受けたもので、成分・分量などの規格が一定のものです。用法・用量、効能・効果、それに使用上の注意などの表示が義務付けられ有効性が期待できるものです。薬事法では医薬品と、より作用の緩和な医薬部外品とに区分され規定しています。これを総称して薬ということが多いようです。大衆薬は医薬品の一部です。
一方、サプリメントは食品です。日常的な食事の偏りを補う目的のものです。両者の違いを理解したうえで上手に使い分けたいものです。